経理が行う仕事とその適任者

経理の業務内容ですが、企業の縁の下の力持ちという意味合いで、営業などのように表舞台に立つことは少ないですが、企業にとっては無くてはならない重要なポストで、企業のお金の流れを管理する仕事です。

 

例えば、毎日の入出金の管理、仕入れ・売上管理・買掛金/売掛金の管理・銀行や税理士との対応など企業のお金が絡む場面で仕事が発生します。総務課などのない中小企業では、勤怠管理・給与計算・来賓の湯茶の接待なども仕事になることもあります。通常であれば、月単位で税理士などと共同で、月次決算書を作成して収支のバランスを図ります。仕事がお金を扱うのでミスは許されず、帳簿と現金有高が1円でも違えば、現金過不足で処理せず、わかるまで追求しなければならない場合もあります。

 

性格的にも几帳面で、コツコツと正確に仕事ができる人が向いているような気がします。企業内で無駄遣いがあったり、領収書はあるが何のために支払いをしたかわからない、使途不明金があれば、関係部署に改善を要求しなければなりません。仕事をするためには、簿記や財務の知識も必要で、企業の決算月には、固定資産や引当金なども割り出し、申告書を税理士と共に作成するので多忙となるかもしれません。