会社を設立するための一連の流れをご紹介

通常の場合、まずは法人定款を作成します。この定款の認証を受けた後に法務局で法人登記を行い、登記が完了すれば会社設立となります。これが一般的な流れです。

 

ただし、合同会社や株式会社の場合はこの流れですが、他の社会福祉法人や医療法人、NPO法人の場合では流れが違ってきます。すなわち、それぞれを所管する厚生労働省や都道府県等の関係部局の認可を得なければなりません。その上で、定款作成及び法務局での登記という流れですから、一手間、二手間多くしなければならないという話になってきます。

 

なお、営利法人である合同会社や株式会社の場合は、段取りよく進めば半年もあれば設立にこぎ着けられる場合が多いのですが、社会福祉法人や医療法人、NPO法人等の場合は、そもそも法人設立をしてもいいかどうかを行政に確認します。その確認が終わった後で定款作成の流れになっていきますから、期間が半年は最低でもかかるものです。場合によっては1年近くかかるケースもあり、もし法人設立を考えている場合は早め早めに相談と書類の整備を進めなくてはなりません。
書類を揃えるのがいずれの場合も時間と手間がかかります。書類不備がないように効率よく揃えていくことが肝心です。